霊界のばあさんを探し出せ!の巻【4話】
霊界のばあさんが、ヒントを握ってる!?
さてと、ミスターには会った。霊界アドベンチャーなる映画が何なのかもなんとなくは把握した。
で、次に私は何をするべきか・・・?と はたと頭を抱えたとき、現世でこのプロジェクトをアシストしてくれている、ピンクライダー2号から緊急メールが入った。
何事かと霊界i phoneを見てみると、「ばあさんに手伝ってもらえ」というメッセージが現世の彼女に届いたという連絡であった。
えっ、ばあさんって、どこのばあさん?
霊界ではじいさんもばあさんも若返るようで、ミスターもお亡くなりなる前の、TVで霊界を語った頃の老年期のお顔ではなく、まさしく壮年期のイケメン顔だった。
勝さんも黒澤さんも若々しい。
霊界映画村には、町娘は大勢いるが、そういえばばあさんがいないなぁー。
ということは、私のご先祖さまかもしれない。
と思ったときに、ピンと来たのは、昔から私の夢枕に立ち、いろんなことを教えてくれた「ひぃひぃばあさん」のことだった。
霊能者だったというひぃひぃばあちゃんの物語
もちろん、現世で会ったことはない。
過去帳に名前と没年が載っていると母はいうが、
私は叔父の家にあるその過去帳とやらを見たこともない。
で、そのひぃひぃばあさんは、霊能者だったらしい。
明治の前の江戸末期に生まれて、家業であった海運業は、すでに勢いを無くしていた。そして、追い打ちをかけるように、一人息子が乗った船が遭難して死んでしまった。
嫁も病気で死んだ。
それで、後に残った3歳の孫息子、つまり私の祖父を苦労して育てた人だと聞いている。
で、その人は…
私のリーディングによると…
霊力を間違った使い方をしてカルマを積み、霊界から子孫たちにカルマの影響があることを恐れ、悲しんでいた。
普通の猛烈仕事人だった私が、やがてはスピリチュアルの道を歩んでゆくことを望み、お膳立てした人でもあると私は感じている。
「あんたはやがて見えない世界の仕事をする」と、夢で言われたことがあるからだ。
ひぃひぃばあさんの現世での名前は知りませぬ。なので、戒名の一部をとって、今日からは素順ばあちゃんと呼ばせてもらおうと思う。
霊力があったせいか、素順ばあちゃんにお願いすると、願いが叶うことは多かった。
小さな姪が迷子になったとき、母は必死で素順ばあちゃんに祈って、姪は無事に見つかった。
子供たちが受験に合格したのも、素順ばあちゃんにお願いしたからだというのが、我が家の通説になっていた(-_-;)
が、本当はそうではなかったらしい…。
その不思議な力の主はばあちゃんではなかったのだ(-_-;)(-_-;)
そのことはゆくゆく、お伝えすることになると思う。